

2019/9/12(更新:2026/8/26)
そんなお悩みはありませんか?
ふと便座を上げたとき、汚れていたら、思わずゾッとしてしまいますよね。
わが家も、便座の裏やつなぎ目の溝、ゴム部分についた黄ばみに長年悩まされてきました。
便座の黄ばみは、中性洗剤ではなかなか落ちません。
そんなときに使いたいのがクエン酸です。わが家で実際に続けてきた掃除方法を詳しくまとめましたので、ぜひ参考になさってください。

便座裏の黄ばみは、飛び散った尿が原因になることがあります。
とくに、
などは、汚れが入り込みやすい場所です。
軽い汚れなら拭くだけで取れますが、時間がたつと、いつもの拭き掃除だけでは取れにくくなってきます。

わが家では、便座の溝に入り込んだ尿汚れにクエン酸水を使いました。
いきなりゴシゴシ擦るのではなく、まず湿らせて汚れをゆるめてから取っていきます。
<手順>
それでは、実際に掃除していきます。
トイレットペーパーにクエン酸水を含ませ、便座の表と裏のつなぎ目に貼りつけました。
<関連記事>
■トイレ掃除用クエン酸スプレーの作り方|水200mlに小さじ1!尿汚れ・臭い対策に

汚れのある溝にペーパーをあて、シュッとクエン酸水をふきかけて貼り付けます。

クエン酸水が金属部分や電気部品などにかからないよう、ご注意ください。

トイレットペーパーは水分を含むと破れやすいです。
やりにくいときは、強度のあるキッチンペーパーを使うと貼りやすくなります。
クエン酸水を含ませて、汚れている部分に密着させればOK。

しばらく時間をおくと、こんな風に汚れがペーパーに染み出してきました。
まん中あたり、黄色っぽい汚れが浮いているのが分かりますか?
こうなると、かなり取りやすくなります。

ペーパーを外したら、溝に残っている汚れを歯ブラシでやさしくかき出します。
細い溝なので、布だけで拭くより歯ブラシの方が届きやすいです。

「擦る→拭く」を繰り返していくと、入り込んでいた汚れが少しずつ取れていきます。
強く擦りすぎて便座を傷つけないよう、様子を見ながら行ってくださいね。

最後は、やわらかい布などでしっかり水拭きします。
溝から流れてきた汚れや、残っているクエン酸水もきれいに拭き取ります。

これで便座と溝のお掃除は終了です。

次は、便座裏についているゴム部分。
正式には「便座クッション」などと呼ばれる部品です。
わが家の場合、表面を拭くだけでは取れない黄色いシミがついていました。
しかも気になったのは、表面だけではありません。
「この下って、どうなってるんだろう……」
と思い、取り外してみることにしました。

わが家の便座クッションは取り外せるタイプでした。
このときは、マイナスドライバーを使いました。
(便座によって構造が違うため、外し方は取扱説明書でご確認くださいね。)

最初は少し力がいりました。
一方向から無理に持ち上げるのではなく、てこの原理を使いながら、何か所かに分けて少しずつ浮かせていきました。

ぐいっと、こんな感じで外れました。

便座クッションは思ったより柔らかい素材で、傷をつけてしまいました。
あと、私は素手でしてしまい、途中でひやっとする瞬間も.....。
ドライバーなど硬いものを使うと、手が滑って指をケガすることもあります。手袋をしておけばよかったなと思いました。

そしてこちら。
10数年目にして、初めて便座クッションを外したときの写真です。
裏側には、ぐるりと汚れがついていました。
……違う意味でも、手袋をしておけばよかったです(汗)。
こんなところに汚れが入り込んでいたんですね。
掃除をしても「なんとなくニオイが残るな」と感じたのは、こうした汚れが原因かもしれません。

ここからは、以前便座クッションの黄ばみにキッチンハイターを試したときの記録です。
拭いても洗っても、黄色いシミが残る。
「漂白したら白くなるのかな?」
と思ったのが、試してみたきっかけでした。
クエン酸や酢など酸性のものと、キッチンハイターなどの塩素系漂白剤は絶対に混ぜないでください。
また、便座や便座部品への漂白剤の使用を禁止しているメーカー・機種もあります。ハイター漂白をおすすめするものではありません。

当時の私は、いきなり濃い液を使うのが心配だったので、まず薄めたキッチンハイターから試しました。
結果はというと、
黄ばみは薄くなったものの、完全には真っ白になりませんでした。
長年染み込んだシミは、やっぱり手強かったです。

(換気しながら、浴室で試しました)
実は当時、最後には原液まで試しています。
使う液量を少なくしたかったため、外した便座クッションにハギレを巻き、そこへ漂白液を含ませました。
「ここまでやったら落ちるのかな?」
という、ほとんど実験のような気持ちで行いました。
その結果、黄ばみはというと……

私は原液まで使って試しましたが、キッチンハイターの商品表示には「原液で使わない」と書かれています。
また、便座や便座部品への漂白剤の使用を禁止しているメーカーや機種もあります。
実際にここまで試してみた結果、落ちない黄ばみなら、ハイターで無理に漂白するより、便座クッションを交換した方が手っ取り早く、きれいにできるなと思いました。

ここは、とても大切です。
キッチンハイターなどの塩素系漂白剤と、クエン酸や酢などの酸性のものは絶対に混ぜてはいけません。
混ざると有害な塩素ガスが発生する危険があります。
この記事では前半でクエン酸を使っていますが、その直後にハイターを使うことはおすすめしません。
私は、クエン酸を使ったトイレとは別の場所に便座クッションを持ち出し、よく水洗いしてから漂白剤につけました。

ちなみに、このとき失敗したこともあります。
ペーパーで巻いて漂白してみたのですが、30分後には破けてバラバラに(汗)。
片付けようとしたら、排水口のゴミ受けに細かなカスが貼りついてしまい、大変でした。
写真を見返すと、トイレットペーパーで巻いてしまったようです。
「あー、これは失敗だった……」
濡れた状態で長く置くなら、トイレットペーパーより、ハギレなど破れにくいものの方が扱いやすかったです。

便座クッションを外したら、この機会に穴まわりもしっかりお掃除。
普段は隠れているので、ここも汚れがたまりやすいです。
汚れを拭き取って、きれいになったら便座クッションを元に戻します。

これでお掃除は終了です。

(漂白後の様子)
いろいろ試して分かったのですが、長年染み込んだ黄ばみは、掃除だけでは完全に取れないことがあります。
わが家のものもそうでした。
漂白までしてみたけれど、完全リセットとはいきません。
「もう掃除では無理。でも白くしたい!」
そんなときは、無理に強い洗剤を使い続けるより、便座クッションそのものを交換する方法があります。

取扱説明書の交換部品をチェックしてみてください。
わが家のものは「便座クッション」という名前で掲載されていました。
当時は1個170円+税。
「こんなに安いなら、あんなに四苦八苦しなくても交換すればよかったかも……」
と思ったのを覚えています(笑)。
もちろん現在は価格が変わっている可能性があります。
メーカーから直接取り寄せるほか、品番によっては楽天やAmazonなどで販売されていることもあります。
わが家に合ったものはこちらでした。
※D42128の後継品。
便座クッションは機種によって形や品番が違います。
購入するときは、必ずご自宅の便座の型番・部品番号を確認してくださいね。

便座裏の黄ばみや、ゴム・溝についた汚れの掃除方法をご紹介しました。
便座や便座クッションは、機種によって使える洗剤や外し方が異なります。
お掃除する前に、取扱説明書やメーカーのお手入れ方法も確認してください。

10数年外したことがなかったわが家の便座クッション。
「こんなところにも汚れが入り込んでいるんだなぁ」とびっくりしました。
一方で、長年染み込んだゴムの黄ばみは、なかなか落ちにくく、完全に白く戻したい場合は、交換するのもひとつの方法だと思いました。

見えない場所まできれいになると、なんだか気持ちがいいですよね。
便座裏の黄ばみが気になっている方の、何か参考になれば嬉しいです。
<関連記事>
■便器の黄ばみ・尿石をサンポールで落とす方法!頑固な汚れは湿布で落とす