

2020/11/24(更新:2026/9/18)
当時、ネット上で話題になっていた、酸素系漂白剤を使った洗濯槽の掃除。
実際に試した方々のSNSには、洗濯槽いっぱいに茶色い汚れが浮いた写真が紹介されていました。
「うちの洗濯槽も、こんなに汚れているのかな……」
ちょっと怖くなりながらも、試してみたのが始まりです。
その後も何度か、酸素系漂白剤を使って汚れを落としてきました。
この記事では、酸素系漂白剤を使った方法と、実際にどのくらい茶色いカスが出たのかを写真つきでまとめています。
茶色いカスの出方や、実際の手順が気になる方は、参考になさってください。
【最初に確認を】
洗濯機によっては、酸素系漂白剤を使えない機種もあるのでご注意ください。
わが家の洗濯機は日立製です。後から確認したところ、現在、日立では槽洗浄コースで酸素系漂白剤の使用を控えるよう案内しています。
酸素系漂白剤は泡が多く発生し、排水異常や泡漏れ、故障の原因になる可能性があるためです。
この記事は、「当時、わが家ではこう掃除した」という実体験としてご覧ください。
まずは結論から。
半年ほど掃除をしていなかった洗濯槽は、このようになりました!

酸素系漂白剤で洗浄すると、写真のように茶色いカスが水面いっぱいにうじゃうじゃと。
以前、初めて酸素系漂白剤で掃除したときより量は減っていましたが、それでも想像以上の多さでびっくりしました。
【関連記事】1週間後もまた茶色いカスは出る?
実はこの1週間後、もう一度洗濯槽を掃除して、今回の洗浄でどのくらい汚れを落とせていたのか確認してみました。
では、どうやってこれだけの茶色いカスを剥がしたのか?
ここからは、わが家で実際に行った方法を順番に紹介します。

温かい残り湯を洗濯槽に入れます。
わが家では、洗面器を使って何回もつぎ足しました。
結構床にこぼれてしまうので、あらかじめ床にタオルを敷いておくと安心です。

ある程度たまったら、当時は沸かしたお湯を少しずつ足し、40〜50℃程度になるよう調整しました。
酸素系漂白剤は、適度に温かいお湯で使うと汚れを落としやすくなります。
洗濯機や使用する製品によって、使用できるお湯の温度は異なります。
温度は、洗濯機の取扱説明書と使用する製品の表示を確認してください。
また、入浴剤を入れた残り湯は使用できない場合があります。

お湯がたまったら、酸素系漂白剤を入れます。
使ったのは1袋約500g入り。全部入れました。
使用量は、使う製品の表示を確認してください。

その後、洗濯機を手動で設定し、3分ほど攪拌しました。
今回は槽洗浄コースを使わず、洗い・すすぎ・脱水を手動で切り替えながら進めています。
途中で浮いてきたピロピロを何度もすくうため、その方が作業しやすかったからです。

すると、回し始めて10秒ほどで茶色いカスが出始め、3分後には、すでに目立つ大きさのカスが浮いていました。

数分攪拌したあとは、そのまま数時間つけ置きしました。

数時間後にのぞいてみると、茶色いカスが真ん中に固まって浮いていました。

再び数分攪拌すると、洗浄液は泥水のように濁りました。

このカスをネットですくっていくのですが、私が一番大変だと感じたのがこの作業でした。

ただ、浮いてきたピロピロ汚れは、時間がたつと少しずつ沈んでしまい、ネットですくいにくくなりました。
そこで、カスが沈んできたら短時間だけもう一度攪拌して浮かせ、ネットですくうという作業を繰り返しました。
「少し攪拌する → 浮いたカスをすくう」を何度か繰り返し、少しずつ取り除いていきました。

カスはかなりの量だったので、そのまま排水口へ流さず、紙袋へ捨てました。
紙袋の底には、新聞紙や古布を入れておくと、水分を吸収してくれるので便利です。
紙袋の上でネットを軽くひっくり返すと、茶色いカスは比較的簡単に落とせました。
目立つカスをできるだけすくったら、いったん排水します。

再び水をためて、すすぎ→脱水を行います。
わが家では、まだ茶色いカスが出てきたので2回繰り返しました。

途中で運転を止め、浮いてきた茶色いカスをその都度ネットですくいました。
糸くずフィルターやゴミポケットにもカスがたまるため、最後にこちらもきれいにしました。

脱水が終わったら、わが家の洗濯槽掃除は終了です。

すっきりきれいになりました。
今回の掃除で茶色いカスがたくさん出たとき、わが家で意識したポイントは3つです。
高水位・お湯の温度・剥がれたカスを残さないこと。
少し手間はかかりますが、頑固な汚れを掃除するときに、わが家で実際に行った方法です。
当時は、洗濯槽の高い位置まで洗浄液が届くよう、高水位までお湯をためました。

酸素系漂白剤を使ったときは、お湯の温度はかなり意識していました。
当時は40〜50℃程度を目安にし、調理用の温度計ではかっていました。
温度計があると、
「熱すぎないかな?」
と感覚だけで判断しなくて済むので便利でした。
使用できる温度は洗濯機や製品によって異なるため、それぞれの表示を確認してください。
酸素系で掃除すると、剥がれた茶色いカスが水面にたくさん浮いてきます。
大きなカスはネットですくい、すすぎの途中でも出てきたらその都度取り除きました。
最後に糸くずフィルターやゴミポケットも確認して、できるだけカスを残さないようにしました。
酸素系漂白剤で掃除したあと、
「きれいにしたはずなのに、また茶色いカスが出てきた」
ということがあります。
実はわが家でも、掃除後に少しだけピロピロが出ました。
わが家では、掃除後に少し残っていたカスは、空の状態ですすぎや洗濯運転を数回行ううちに出なくなりました。
少量なら、
といった方法で、残った汚れをできるだけ取り除きます。
それでも気分的に心配だったので、わが家ではしばらくの間、洗濯物を洗濯ネットに入れて洗っていました。
何度すすいでも大量のカスが出る場合は、まだ汚れが残っている可能性があります。
ただし、すぐに酸素系漂白剤を追加するのではなく、まず洗濯機と製品の表示を確認します。
再洗浄が可能な機種なら、別の日に再度掃除する方法もあります。
また、
「ピロピロをすくう作業が大変」
という場合は、使用可能な機種であれば、汚れを剥がす酸素系ではなく、汚れを分解して溶かすタイプの塩素系クリーナーを選ぶ方法もあります。
酸素系と塩素系の違いはこちらで比較しています。
何度掃除しても大量の汚れや臭いが続く場合は、自分で薬剤を繰り返すより、分解洗浄などを検討するのもひとつです。

こちらは、今回使用した丹羽久の過炭酸ナトリウム(酸素系漂白剤)です。
現在は、同じ丹羽久から新しいパッケージの商品も販売されています。
わが家では、このほかにも酸素系漂白剤や酸素系の洗濯槽クリーナーを使って、洗濯槽を掃除したことがあります。
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わが家で試した範囲では、どの商品を使ったときも茶色いカスが剥がれて浮いてきました。
商品によって使用量や使い方は異なります。
酸素系の商品が「洗濯槽に使える」と表示されていても、洗濯機側では酸素系漂白剤の使用を推奨していない場合があります。
使用できる量・温度・つけ置き時間などは製品によって異なります。
ここでは、わが家で実際に行った方法をもとに紹介します。
今回使った丹羽久の過炭酸ナトリウムには、1〜2時間つけ置くと書かれていたと記憶しています。
一方、当時のわが家では、3〜6時間ほどつけ置くことが多かったです。
当時のわが家では、10Lに約100gを目安にしました。
使った商品は1袋約500g入りだったので、全部入れました。
この記事の方法は縦型洗濯機で行ったものです。
ドラム式では、縦型のように高水位までお湯をためて同じ手順で掃除することはできません。
また、酸素系クリーナーを使用できない機種もあるため、この記事と同じ方法をそのまま行うことはおすすめしません。
わが家では、入浴後の温かい残り湯を使いました。
ただし、酸素系漂白剤や洗濯槽クリーナーによっては、入浴剤を入れた残り湯を使用できないものがあります。
すべてがカビとは限りません。
洗濯槽にたまった洗剤や石けんの残り、衣類から出た皮脂などの汚れ、カビなどが混ざって剥がれている可能性があります。
見た目だけで成分を断定することはできません。
わが家では、半年ほど掃除していなかった縦型洗濯機を酸素系漂白剤で掃除したところ、茶色いピロピロ汚れが大量に出てきました。
酸素系漂白剤は、ピロピロ汚れをすくう手間はかかります。
でも、
「こんなに汚れていたんだ!」
と取れた汚れを自分の目で確認できたのは、私にとって大きなメリットでした。
現在、定期的に洗濯槽を掃除するようになったのも、この体験がきっかけです。
【関連記事】ピロピロをすくうのが大変なら
酸素系は、剥がれた汚れを目で確認できる反面、浮いたカスを何度もすくう手間がかかります。
「ピロピロをすくうのは大変。でも洗濯槽はきれいにしたい」という方は、塩素系クリーナーを使った方法も参考にしてみてくださいね。