

2019/5/24(更新:2026/9/17)
そんな悩みはありませんか?
洗濯物につく茶色や黒っぽいカスは、洗濯槽の裏側などにたまったカビを含む汚れや、洗剤・柔軟剤・皮脂・繊維くずなどが剥がれて出てきたものと考えられます。
わが家では、塩素系と酸素系の両方を使って洗濯槽を掃除してきました。
この記事では、実際に使った写真を見ながら、塩素系と酸素系の違いや、どんな場合に選択肢になるのかを比較します。
わが家で実際に両方を使ったときの違いをまとめると、こんな感じです。
| 比較 | 塩素系 | 酸素系 |
|---|---|---|
| 汚れへの働き | 溶かす | 剥がして浮かせる |
| 茶色いカス | ほぼない | 場合によってはごっそり |
| 手間 | 少なめ | カス取りが必要 |
| 価格 | 高め | 比較的安め |
| 特徴 | 楽に掃除しやすい | 汚れを目で確認できる |
簡単にまとめると、
塩素系は価格が高めですが手間が少なく、酸素系は比較的安く済む一方、浮いたカスをすくう手間がかかりました。

茶色いカスは、洗濯槽の裏側などにたまった汚れが剥がれて出てきたものと考えられます。
洗濯槽の裏側には、
などがたまることがあります。
洗濯物に何度もカスがついたり、洗濯槽から嫌な臭いがしたりするときは、洗濯槽をしっかり掃除するタイミングです。

まずは、塩素系の洗濯槽クリーナーについてお話します。
塩素系は、洗濯槽の裏側などについた黒カビや汚れを分解して溶かしていくタイプ。
私が使っていて一番楽だと感じるのは、酸素系のように浮いてきた茶色いピロピロ汚れを何度も網ですくわなくてよいことです。
塩素系を使って感じたメリット
わが家でも何度も使っていますが、
「洗濯槽は掃除したい。でもピロピロ取りは面倒……」
というときは、塩素系の楽さに助けられています。

塩素系を入れて槽洗浄をすると、酸素系を使ったときのように、茶色いカスが大量に水面へ浮いてくる様子はほとんどありませんでした。
「本当に汚れが落ちているの?」
と思ってしまうほど、作業自体は簡単です。
でも、このほったらかしに近い手軽さが、塩素系を使う大きなメリットだと感じています。
詳しい掃除の様子はこちらの記事で写真付きで紹介しています。

わが家ではこれまで、パナソニックや日立の塩素系洗濯槽クリーナーを使ってきました。
写真は、当時使っていたパナソニックの洗濯槽クリーナーです。
現在は型番やパッケージが変わり、新しい製品が販売されています。
どちらも縦型洗濯機用で、パッケージには「全メーカー対応」と記載されています。

もうひとつ、わが家で実際に使ったことがあるのが酸素系漂白剤(過炭酸ナトリウム)です。
こちらは丹羽久の製品で、パッケージにも洗濯槽の掃除に使えると表示されています。
わが家の場合
日立の洗濯機で酸素系漂白剤を使って槽洗浄しましたが、日立では酸素系漂白剤を槽洗浄に使用しないよう案内されています。
ここでは当時の掃除記録として紹介しています。使用前に、お使いの洗濯機の取扱説明書を確認してください。
酸素系漂白剤を使って掃除したときは、発泡する力で洗濯槽についた汚れが浮き、剥がれてきました。
塩素系とは、掃除中の様子がまったく違います。

茶色いカスが、次々と水面に浮いてきました。
初めて見たときは、
「こんなに汚れていたの?」
と、かなり衝撃を受けました。
でも、目で見える分、
「これだけ取れた!」
という達成感は半端ないです。
実際の汚れを目の当たりにしたことで、洗濯槽を定期的に掃除する大切さにも気づかされました。
実際に使って感じた特徴

一方、酸素系漂白剤で掃除したときは、お湯を用意する手間もかかりました。
当時わが家では、40〜50℃くらいになるよう、お風呂の残り湯をバケツで洗濯槽に移し、沸かしたお湯を足して温度を調整しました。
さらに、浮いてきたカスを網ですくう作業も必要でした。
汚れが多いと、
「すくっても、また出てくる……」
という状態になることも。
手間はかかりましたが、頑固な汚れが目に見えて剥がれていく様子は、塩素系とは大きく違いました。
掃除後もしばらくカスが出たため、衣類を入れる前に何度かすすぎました。
当時行った詳しい掃除の様子はこちらにまとめています。
上記は、現在販売されている、丹羽久の過炭酸ナトリウムです。
わが家では、丹羽久の過炭酸ナトリウムをはじめ、いろいろなメーカーの酸素系漂白剤を使って洗濯槽を掃除したことがあります。
ただ、当時は知らずに使っていましたが、日立では槽洗浄に酸素系漂白剤を使用しないよう案内しています。

酸素系漂白剤は泡が多く発生し、排水異常や泡漏れ、故障の原因になることがあるためです。
洗濯機によって使える洗剤は異なるため、使用する前にお使いの洗濯機の取扱説明書を確認してください。
使える洗剤を確認したうえで、目的に合わせて選びます。

できるだけ楽に掃除したいなら、汚れを溶かすタイプの塩素系クリーナーが使いやすいと感じています。
わが家でも近年は、塩素系クリーナーを選んでいます。
こんな場合は、塩素系が候補になります。
両方を使ってみましたが、掃除の楽さでは塩素系が一押しです。
また、現在使っている日立の洗濯機では酸素系漂白剤による槽洗浄が推奨されていないため、その点からも、今は塩素系を使っています。

酸素系漂白剤を槽洗浄に使える洗濯機で、
という場合は、酸素系も選択肢になります。
私も過去に酸素系で掃除し、大量の茶色いカスを見て驚きました。
「洗濯槽って、見えないところがこんなに汚れるんだ」と分かり、定期的な掃除を意識するきっかけにもなりました。

洗濯槽を掃除したあとも、しばらく茶色いカスが出てくることがあります。
わが家で過去に酸素系漂白剤を使って掃除したときも、剥がれたカスが槽内に残り、あとから出てくることがありました。
そんなときは、
といった部分を確認してみてください。
わが家でも、
「1回掃除したあと、本当に汚れは取れたの?」
と気になり、当時は1週間後にもう一度酸素系で掃除したことがあります。
その結果、2回目は1回目ほど大量のピロピロ汚れは出ませんでした。
そのときの様子はこちらにまとめています。
なお、
「水がうまく排水されない」「脱水まで進まない」
という症状がある場合は、洗濯槽の汚れではなく、排水口のつまりが関係していることもあります。
わが家では実際に、排水できなくなった洗濯機の排水口を掃除したところ、正常に動くようになったことがありました。

一度洗濯槽をきれいにしたら、できるだけ汚れをためないようにしたいですよね。
普段からできることは、それほど難しくありません。
特に洗剤投入口は、洗剤や柔軟剤が固まったり、奥に黒い汚れがついたりすることがあります。
わが家でもかなり汚れていたため、別記事で掃除しています。
洗濯槽のしっかり掃除と、普段の汚れ予防を分けて考えると、きれいな状態を保ちやすくなります。
洗濯槽クリーナーを使った本格的な槽洗浄は、衣類を入れずに行います。
すでに茶色いカスや臭いが出ている場合は、衣類を入れず、お使いの洗濯機で指定されている方法で槽洗浄を行ってください。
洗濯物に茶色いカスがついてしまったときは、カスの量によって対処を変えると楽です。
少しついている程度なら、無理に濡れたまま取らず、いったん乾かしてからはたいたり、粘着テープで取ったりする方が取りやすいです。
私も経験がありますが、濡れた状態でカスを取ろうとすると、繊維の間に入り込んで茶色く汚れてしまうことがありました。
一方、カスが大量についている場合は、大きめの桶などですすいでカスを落とし、そのあと洗濯機で脱水します。
衣類をいったん落ち着かせてから、洗濯槽を掃除します。
洗濯槽を掃除するまでの間に洗濯する場合は、わが家では衣類を洗濯ネットに入れて対応することもあります。
完全にカスを防げるわけではありませんが、直接まとわりつくのが少し気になりにくく、気持ち的にも楽です。
塩素系と酸素系を同時には使用しません。
別の方法を試す場合は、使用した洗剤を十分にすすぎ、洗濯機やクリーナーの説明書に従ってください。
無理に続けて掃除せず、必要であれば日を分けて行うとよいでしょう。
適切な頻度は、洗濯機の機種や使用状況によって違います。
洗濯回数が多い家庭や、洗剤・柔軟剤の使用状態で、汚れ具合が変わるからです。
まずは、お使いの洗濯機の取扱説明書にあるお手入れ時期を目安にしてみてください。
茶色いカスや臭いが気になったら、取扱説明書に沿って槽洗浄を行います。
わが家では、数カ月に1回は安価な塩素系の洗濯槽クリーナーを使い、年に1回は汚れをしっかり溶かすタイプの塩素系クリーナーで掃除しています。
ドラム式だから酸素系がすべて使えない、というわけではありません。
酸素系を使えない機種もあれば、ドラム式対応の酸素系洗濯槽クリーナーを使用できる機種もあります。
また、縦型でも酸素系漂白剤を使えない機種があります。
縦型・ドラム式だけで判断せず、お使いの洗濯機の取扱説明書と、使用する製品の表示を確認してください。
洗濯槽を掃除するときは、洗濯機の取扱説明書と、使用する洗剤の表示を優先してください。
この記事では、わが家で実際に試した方法を紹介していますが、すべての洗濯機で同じ方法が使えるわけではありません。
お使いの洗濯機に合った方法を選んでください。

洗濯物に茶色いカスがついたり、嫌な臭いがしたりするときは、洗濯槽に汚れがたまっている可能性があります。
わが家で塩素系と酸素系の両方を使った結果、
という違いがありました。
どちらを使う場合も、まずはお使いの洗濯機で使用できることを確認してください。
そのうえで、手間や目的に合った洗剤を選び、汚れが気になるときは一度しっかり洗濯槽を掃除してみてください。
【洗濯槽以外のトラブルはこちら】
洗濯槽の汚れではなく、「水が排水できない」「脱水まで進まない」といった症状がある場合は、排水口のつまりが関係していることがあります。