

更新:2026/9/18
洗濯機を重曹で掃除する方法は、今でもお掃除のサイトなどで紹介されています。
一方で、メーカーによっては重曹を使用できない、またはおすすめしないとしている洗濯機もあります。
「結局、重曹って使っても大丈夫なの?」
と迷いますよね。

実はわが家も以前、日立の縦型洗濯機を重曹で掃除していました。
当時は、重曹を使用できない機種があることを知らず、重曹をお湯に溶かす方法など、2通りの掃除を実際に試しています。
現在は重曹を使っていませんが、メーカーの注意を知ったからやめたわけではありません。
もっと単純に、別の掃除方法のほうが、わが家には合っていたからです。
この記事では、重曹は洗濯機に使えるのかを確認しながら、わが家で実際に試した方法と、現在使っている掃除方法について紹介します。

重曹は弱アルカリ性で、家の中のさまざまな掃除に使われています。
皮脂など一部の酸性汚れを落としたり、臭い対策に使われたりする身近な掃除アイテムです。
そのため、
「洗濯槽の掃除にも使えるのでは?」
と思いますよね。
実際、洗濯機を重曹で掃除する方法は以前から広く紹介されており、現在でも企業のお掃除サイトの中には、縦型洗濯機を重曹で掃除する方法を掲載しているところがあります。
重曹を使った洗濯槽掃除では、
といった方法が紹介されています。
わが家が以前やっていた方法も、基本的にはこれと同じです。
そのため当時は、特別変わった掃除をしているという感覚はありませんでした。
ところが、洗濯機メーカーの案内を見ると少し事情が変わります。
たとえば、この記事で使っていた日立の洗濯機では、現在、重曹は使用できないと案内されています。
理由は、重曹が水に溶けにくく、
おそれがあるためです。
パナソニックでも、重曹は溶け残る可能性があり、洗濯槽掃除にはあまり適していないと案内されています。
機種によっては、取扱説明書に「重曹は使用しないでください」と記載されているものもあります。
そのため、
「縦型洗濯機なら重曹を使っても大丈夫」
とは一律には言えません。
使ってみたい場合は、まず自宅の洗濯機の取扱説明書を確認しておくと安心です。
ちなみに、当時の私は重曹を使用できない洗濯機があることを知りませんでした。
重曹を洗濯機で使うときに気になるのが、溶け残りです。

重曹には、水に溶けにくい性質があります。
洗濯槽掃除として紹介されている方法の中には、1〜2カップなど、ある程度まとまった量の重曹を使うものもあります。
すべてがきれいに溶け切らずに残ると、洗濯機内部の排水経路などにたまり、詰まりや水漏れの原因になるおそれがあります。
こうした溶け残りによる詰まりや故障の心配が、メーカーが重曹の使用に慎重な理由のひとつです。

ここは、私自身もそう考えました。
「水に溶けにくいのが問題なら、お湯でよく溶かしてから入れれば大丈夫なのでは?」
と思いますよね。
重曹が水に溶けにくいことは知っていたので、当時わが家ではお湯に溶かしてから使う方法も試しました。
ただ、よく混ぜても、すべてが完全に溶け切っているかどうかまでは分かりませんし、洗濯槽へ入れたあと、内部や排水経路でどうなっているのかも外からは確認できません。
また、メーカーが重曹を使用できないとしている機種では、お湯に溶かしたからといって使えるというわけではありません。
余談ですが、以前、重曹水をスプレー容器に入れて掃除に使っていたところ、重曹が詰まってスプレーが出にくくなったことがあります。
もちろんスプレー容器と洗濯機は構造が違いますが、「重曹は溶けたように見えても、溶け残ることがあるんだな」と実感した出来事でした。

そして、わが家が重曹を使わなくなったもうひとつの理由が洗浄力です。
重曹は弱アルカリ性で、皮脂などの汚れや臭い対策には使われますが、洗濯槽の裏側にこびりついた頑固な黒カビや茶色いカスを、ごっそり落とすような強い洗剤ではありません。
私の中では、重曹は大掃除用というより、汚れをためないための小掃除という感覚で使っていました。
そのため、洗濯槽をしっかり掃除したいときは、重曹ではなく洗濯槽クリーナーを使うようになりました。
現在主に使っているのは、塩素系の洗濯槽クリーナーです。
ここからは、わが家が以前実際に行った重曹掃除です。
現在のおすすめ方法というより、
「当時はこのように掃除していました」
という実践記録としてご覧ください。
ひとつめは、重曹を最初にお湯へ溶かしてから使った方法です。
@洗面器に40〜50度くらいのお湯を用意した

当時は、重曹を溶かしやすくするため、洗面器に40〜50度くらいのお湯を用意しました。
A重曹を1〜2カップ入れて混ぜた

重曹を1〜2カップほど入れ、よく混ぜ合わせました。
これは、あくまで当時わが家で使った量です。
B洗濯槽へ重曹を溶かしたお湯を入れた

洗濯槽に水をため、そこへ重曹を混ぜたお湯を入れました。
そのあと15分ほど攪拌し、3〜11時間ほどつけ置きしました。
C通常の洗濯コースを1サイクル運転した

つけ置き後は、排水せず通常の洗濯コースを1サイクル運転しました。
以上が、当時わが家で行っていた重曹掃除の流れです。
もうひとつは、洗濯槽そのものにお湯をため、重曹を入れる方法です。
@洗濯槽にお湯をためた

お風呂に入ったあとの残り湯や沸かしたお湯を足して、40〜50度くらいに調整していました。
A重曹を洗濯槽へ入れた

洗濯槽へ重曹を1〜2カップ入れました。
その後は、
という流れです。
つけ置き中に洗濯槽から茶色いカスが浮いてきたときは、金魚用の網などですくって取り除きました。
酸素系漂白剤で洗濯槽を掃除したときも同じで、浮いてきたカスを何度もすくっていました。
現在わが家で一番よく使っているのは、塩素系の洗濯槽クリーナーです。
理由はとても単純で、
掃除が楽だからです。

写真は、わが家で実際に使っていた塩素系の洗濯槽クリーナーです。
以前は重曹だけでなく、酸素系漂白剤で洗濯槽を掃除したこともあります。
酸素系を使ったときは、茶色いピロピロ汚れがたくさん浮いてきて、
「こんなに汚れていたの?」
と驚きました。
ただ、その汚れを何度も網ですくうのが結構大変でした。
一方、塩素系の洗濯槽クリーナーを使ったときは、酸素系のように浮いたピロピロ汚れを何度もすくう必要がなく、わが家ではずっと楽に掃除できました。
そのため現在は、塩素系の洗濯槽クリーナーを使うことが多くなっています。
現在、日立からはタテ型用の「SK-1500」が販売されています。
1回分1,500mlの塩素系洗濯槽クリーナーです。
購入前に、お使いの洗濯機で使用できるか取扱説明書をご確認ください。
パナソニックの「N-W1A」も、1回分1,500mlの塩素系洗濯槽クリーナーです。
パナソニック公式では、全メーカー共通・ステンレス槽にも使用できると案内されています。
※ドラム式には、ドラム式洗濯機用の「N-W2」があります。
洗濯機によって槽洗浄の方法が異なるため、使用前に取扱説明書をご確認ください。

洗濯槽を重曹で掃除する方法は今でも紹介されていますが、メーカーによっては使用できない、またはおすすめしていない機種があります。
わが家でも以前は重曹を使っていましたが、現在は使っていません。
「しっかり溶かせば大丈夫なのでは?」
とも思いますが、完全に溶け切っているか、洗濯機内部でどうなっているかまでは確認できません。
そのため、無理に重曹にこだわらず、現在は塩素系の洗濯槽クリーナーを使っています。
理由はシンプルに、そのほうが掃除が楽だったからです。
重曹を使う場合は、まずお使いの洗濯機の取扱説明書を確認し、ご自身の機種に合わせて判断してください。
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