トイレをハイターで消毒する方法|便座・ドアノブ・床の拭き方と濃度・注意点

トイレをハイターで消毒する方法|便座・ドアノブ・床の拭き方と濃度・注意点

トイレをハイターで消毒する方法|便座・ドアノブ・床の拭き方と濃度・注意点

2020/03/26(更新:2026/8/19)


  • トイレをハイターで消毒したいけど、どこを拭けばいいの?
  • 便座やドアノブは、どのくらいの濃度で消毒する?
  • 便器の中にもハイターを使っていいの?


そんな疑問はありませんか?


***


家族が感染症にかかったときなど、トイレを消毒しておきたいことがあります。


でも、便座やドアノブ、レバー、床など、どこまで拭けばよいのか迷いますよね。


そこでこの記事では、ハイターやキッチンハイターを水で薄めて、トイレを消毒する方法をご紹介します。


消毒する場所やハイターの濃度、水拭きの方法、便器の中を掃除するときの注意点まで、順番にまとめました。



ハイターやキッチンハイターには、次亜塩素酸ナトリウムが含まれています。
水で適切な濃度に薄めることで、ドアノブや便座などの消毒に使うことができます。



トイレをハイターで消毒する方法

トイレの写真


それでは、トイレをハイターで消毒していきましょう。


手順はこちらです。


【手順】

  • @換気をする
  • Aドアノブ・スイッチ・レバーなどを拭く
  • B便座・便器まわりを拭く
  • C床や壁を拭く
  • D最後に水拭きをする
  • E使ったペーパーや手袋を片付ける


まずは、ドアノブやスイッチ、レバーなど、手がよく触れる場所を中心に消毒していきます。


順番にご紹介しますね。



@換気をする


トイレの窓を開けて換気する


ハイターを使うときは、窓を開けるか換気扇をつけて、十分に換気をします。



Aドアノブ・スイッチ・レバーなどを拭く


ペーパーにハイター希釈液を含ませる


トイレ消毒に使うハイターの濃度


ドアノブや便座など、手がよく触れる場所を消毒する場合は、0.05%程度の希釈液が目安です。


購入から3カ月以内のハイターなら、水500mlに対して約5mlです。


ハイターは購入してから時間がたつと濃度が低下するため、古いハイターを使う場合は希釈量が変わります。


詳しくはこちらをご覧ください。


【ハイターの希釈・早見表】0.02・0.05・0.1%濃度を作るときの液量は?古いハイターでも作れる?


希釈液をペーパーに含ませる


ペーパータオルや布に、水で薄めたハイター希釈液を含ませます。


液だれしない程度に軽く絞ってから使います。


ハイター消毒液の作り方や、使い捨てできる除菌シートの作り方はこちらで詳しくご紹介しています。


ハイター消毒液の作り方
ハイターを使った除菌シートの作り方



照明のスイッチ


トイレの照明スイッチを拭く


スイッチの表面を拭きます。


液が内部に入らないよう、ペーパーに液を含ませすぎないように注意してください。



ドアノブ


トイレのドアノブを消毒する


ドアノブは、手で握る部分を中心に拭きます。



レバーやボタン


トイレのレバーを消毒する


水を流すレバーやボタンなど、手が触れる部分も忘れずに。



蛇口


トイレの蛇口を消毒する


手洗い用の蛇口がある場合は、蛇口やハンドル部分も拭きます。



ペーパーホルダー


トイレットペーパーホルダーを拭く


ペーパーホルダーも、手が触れやすい部分を中心に拭いていきます。


【拭くときのポイント】
同じ面であちこち拭かず、場所ごとにペーパーを交換したり、きれいな面に変えながら使うと衛生的です。



B便座・便器まわりを拭く


次に、便座や便器まわりを拭いていきます。



フタや便座


トイレのフタを消毒する


まずはフタを拭きます。



便座の表と裏を消毒する


便座は、表だけでなく裏側も拭いておきます。



便器まわり


便器本体を消毒する


便器の外側や、本体の手が触れたり汚れやすい部分も拭いていきます。



C床や壁を拭く


床や壁も、汚れが気になるときや、必要に応じて拭きます。




トイレの壁を拭く


便器の横など、汚れやすい部分を中心に拭きます。




便器まわりの床を拭く


便器のまわりや、足元の床も拭いておきます。



D最後に水拭きをする


ハイター希釈液で拭いたあとは、清潔な布やペーパーを使って水拭きをします。


ドアノブを水拭きする


特にドアノブや蛇口などの金属部分は、次亜塩素酸ナトリウムによって腐食する可能性があるため、丁寧に水拭きしてください。



クロスの面を変えながら水拭きする


クロスの面を変えたり、新しいものに交換しながら拭いていきます。



ハイターで消毒した場所を水拭きする


ハイターで消毒した場所を、順番に水拭きしていきます。


ハイターやキッチンハイターは非常にアルカリ性が強く、薄めた液でも素材によっては変色や腐食を起こすことがあります。


使用後は、清潔な布や紙でしっかり水拭きしてください。



E使ったペーパーや手袋を片付ける


消毒と水拭きが終わったら、使ったペーパーや手袋などを片付けます。



使ったペーパーや手袋を処分する


使ったペーパーや手袋をゴミ袋に入れる


使い捨てのペーパーや手袋を使用した場合は、用意しておいたゴミ袋に入れて処分します。


また、使い捨て手袋を小さなゴミ袋代わりにする方法もあります。


使ったペーパーを手袋をした手でまとめて持ち、そのまま手袋を裏返すように外せば、使ったペーパーを手袋の中に包み込むことができます。


汚れた面にできるだけ触れずに、そのまま処分できるので便利です。



ゴミ袋の口を閉じる


中身に触れないようにしながら、ゴミ袋の口をしっかり閉じます。



最後に手を洗う


石けんで手を洗う


最後に、石けんを使って丁寧に手を洗います。


手袋を使用していても、外すときに手が汚れることがあるため、消毒作業のあとは手洗いをしておきましょう。


便器の中はハイターで消毒しなくてもいい?


トイレの便器


便座やドアノブをハイターで消毒すると、便器の中も同じように消毒した方がいいのかな?と気になりますよね。


便器の中は、普段どおり便器に使えるトイレ用洗剤で掃除すればOKです。


新型コロナウイルスが流行したころ、テレビでも「便器内は通常のトイレ掃除でよい」といった説明を見たことがあります。



トイレをハイターで消毒するときの注意点



ハイターを使うときは、次の点に注意してください。



酸性タイプの洗剤と絶対に混ぜない


ハイターなどの塩素系漂白剤と酸性タイプの洗剤が混ざると、危険な塩素ガスが発生します。


トイレには酸性タイプの洗剤もあるため、ハイターと一緒に使わないようにしてください。


クエン酸や酢など、酸性のものとも混ぜないようにしてください。


ハイターを使う前後に別の洗剤を使う場合は、成分表示を確認し、十分に水で洗い流してから使用してください。



換気をしながら使う


ハイターを使用するときは、窓を開けたり換気扇をつけたりして、十分に換気をします。



手袋をして使う


ハイターの希釈液が直接手につかないよう、ゴム手袋や使い捨て手袋を着用します。


作業が終わったら、手袋を外したあとに石けんで手を洗いましょう。



金属部分はしっかり水拭きする


次亜塩素酸ナトリウムは、金属を腐食させることがあります。


ドアノブや蛇口などの金属部分に使用した場合は、消毒後に清潔な布やペーパーでしっかり水拭きしてください。



素材や機器によっては使用できない


便座や操作ボタン、温水洗浄便座などは、機種によって塩素系漂白剤を使用できない場合があります。


故障や変色を防ぐためにも、使用前にトイレの取扱説明書を確認してください。



フタがある場合は閉めて流す


トイレのフタを閉めて流す


フタがあるトイレでは、使用後や掃除後にフタを閉めてから流すと、水滴の飛び散りを抑えることができます。


清掃後に水を流すときも、フタを閉めてから流すようにしています。



まとめ


トイレをハイターで消毒する


ハイターやキッチンハイターには、次亜塩素酸ナトリウムが含まれています。


水で適切な濃度に薄めることで、トイレのドアノブや便座、レバーなどの消毒に使うことができます。


<消毒の仕方>

  • ペーパータオルや布にハイター希釈液を含ませて拭く
  • 消毒後は、清潔な布やペーパーで水拭きをする


トイレを消毒するときは、ドアノブやレバー、便座など、手が触れやすい場所を中心に拭いていきます。


便器の中は、普段どおり便器に使えるトイレ用洗剤で掃除すればOKです。


ただし、ハイターと酸性タイプの洗剤、クエン酸、酢などは絶対に混ぜないよう注意してください。



最後に


家族が感染症にかかったときなど、共有して使うトイレの衛生状態は気になりますよね。


そんなときは、便座やドアノブ、レバーなど、手が触れやすい場所を中心に消毒しておくと安心です。


ハイターは、正しい濃度と使い方を守れば、家庭でも使える身近な消毒方法のひとつです。


いざというときに慌てないよう、薄め方や注意点を知っておくと安心ですね。



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